いま注目されている野菜「ビーツ」ってご存知でしょうか?
ロシア・ウクライナ料理のボルシチに欠かせない食材なので、ご存知の方も多いかも。

ビーツは鮮やかな赤紫色が特徴で、見た目はすごくカブに似ています。
料理に加えることで一気に華やかになりそうですよね。

また、旬は6~7月と11~12月。
茹でるとほのかな甘みを感じられて、とても美味しく食べられます。
さらに女性に嬉しい栄養素も詰まっています!
カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルやナイアシン、パントテン酸などのビタミンB類、食物繊維など不足しがちな栄養素をたっぷり補えて、いま注目されている健康食材なのです。
ビーツの驚くべき健康効果!
ビーツが健康に良いと注目されている理由は、ビーツを摂取することにより体内で産生されるNO(一酸化窒素)です。
このNO(一酸化窒素)は、普段の生活の中で、体中により一定量が産生され、健康に大切な役割を担っています。
なぜそれが健康に繋がるのかと言うと…
血管が拡張して血流がよくなり、脳卒中などの病気の元となる血栓の予防に繋がるからなんですね。
実はこの働き、ノーベル生理学・医学賞を受賞したほどのスゴい発見なんです。

最近では国内外問わず、アスリートが運動パフォーマンスUPのためにビーツジュースを飲んでいるとのこと。
疲労回復や基礎代謝UPの効果も期待できるので、ダイエット中の女性にもピッタリですね!

また、ビーツは認知症予防や糖尿病予防などにも効果的です。
「食べる輸血」とも呼ばれるビーツの特徴的な真っ赤な色素成分には、血中コレステロールを低下させる機能があるんです。

さらに、見た目だけじゃなくて、実際にビーツには鉄分やビタミンC、葉酸などの抗酸化成分がたっぷりなんです。
これだけ女性に嬉しい成分や機能が詰まっていてまさに、スーパーフード!
ビーツの食べ方をご紹介!
栄養たっぷりなビーツですが、ちょっと食べ方が分からない…って人も多いのでは。
実はビーツ、いろいろな食べ方を楽しめちゃうんです。
たとえば細く切ってサラダにして生で食べてもOK。
生のままだと固めなので、なるべく薄く切るのがポイントです。

ですが、人によってはビーツの独特な風味が苦手という場合も。
そんな時は、他の野菜と混ぜてスムージーにて飲むと、いろんな栄養素が取れますし、味も飲みやすくなってオススメ!

また、それでも気になる場合は、熱を加えると独特な風味を抑えられます。
一番簡単なのは、茹で調理。
栄養が流れ出すのを防ぐため、皮のまま弱火でじっくり30分ほど茹でます。

それから皮をむくと、発色の良い赤紫色がお目見え。 柔らかくなって甘みも増して、グンと食べやすくなりますよ!

さらに、単体ではなく料理に具材として使っても美味しく食べられます。
茹でたビーツをマッシュして、普段作るポテトサラダに混ぜるだけで、ルビー色の色あざやかなポテトサラダに大変身。
生でも大丈夫な方は、薄切りにしたものを混ぜると食感が生まれて満足感UP!
足りない栄養素をサクッと補えるので、料理にドンドン使っていきたいですね。
鮮やかな赤色の彩りも加えられるので、ぜひ色々な料理で試してみてくださいね!